2012年6月17日日曜日

逞しくなるには→もう一度信じてみる→ラインの水で洗顔→パン美味い→贅沢キャンプ場で老夫婦生活→自転車修理に大きな課題


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本日の走行距離46.8km 計554.84km

5時過ぎ起床。
何もなく朝を迎えることができてよかった。

サササと片付けを終わらせた後、テントを畳もうとするとテントの外側に巨大ナメクジたちが張り付いていた。
あまりナメクジは好きではないが仕方がないので1匹ずつはがしていく。人間、嫌なものを嫌と言えない環境で過ごすことにより逞しくなっていくのかもしれない。

出発後は小さい町を抜け、一旦場所を把握するためにライン川沿いまで走っていく。

rheinstettenという町でライン川自転車ロードにぶつかったので、もう一度この道を信じて走ってみることに。

が・・・15分ほど走ると、ライン川に囲まれた袋小路に連れて行かれる・・・
仕方がないので、休憩兼歯磨き。
飲み水不足のため、ライン川の水で歯磨き等を済ます。

これ以上、信用できんと、本日も国道に乗り換える。

雨が降ってきた中、スイスイと進んでいく。
20kmほど走ったところでキャンプ場を発見したものの、まだ8時半。さすがに早すぎるのでもう一つ先のキャンプ場を目指すことに。

途中立ち寄った小さな村で日曜日なのにパン屋が開いていたため、
・ラズベリージャムドーナツ
・胡桃入りクロワッサン
・レモンチーズディニッシュ
を購入し食べる。
ドイツに来て始めてパン屋で甘いパンを購入したのだが、なかなかレベルが高い。
クリームもだが、焼き加減や生地の感触が絶妙であった。

これは今後も期待できる。

本日は雨が降る中数多くの自転車レーサー(集団で本格的スピードで走る人々)にであった。
もし彼らのペースで走ることができるのならあっという間にスイスに到着できるのだろう。それにしてもドイツは自転車人気が高いな。

雨が降り続くなか10時前に「キャンプ場まで6km」の看板を発見する。
昨日100km走っているし、そろそろ一日休養日を入れようかと思っていたところなので、本日の目的地をstollbofenに決定する。

途中でいちごを購入し(絶品)キャンプ場に到着したのが10時半。

ここは高級なキャンプ場だったようで、門構えから違う、そして値段も28Eと過去最高・・・
まぁ休憩と決めたし、本日は長い時間滞在できるので宿泊を決定し、晴れてきたので洗濯、シャワー、自転車掃除、荷物片付けを行い、すべて終わらせたあと、敷地内でのんびりする。
ここの敷地内には大きな池が2つに釣り堀用の池が1つ。さらにレストラン2件にスーパーまで存在する。キャンプ場というより小さな町である。
湖では子供たちが冷たい水の中を元気に泳いでいる。

そんな中、僕らは木陰でゴロゴロと老夫婦のような時間を過ごす。素敵な時間の使い方である。
このままゆったり日が暮れていくと思いきや、僕の自転車に小トラブル発生。タイヤと泥除けの間で何か擦れた音がし始めた・・・。
問題を把握しようと自転車をひっくり返してみると、ケーブルを固定する部分が外れ、そこがタイヤに当たっている様子。

そこでタイヤを外して修理しようと試みるが・・・・・タイヤが外れない。
野田さんの家で石川先生のTREKを使用しタイヤ外しの練習をしたばずだったが・・・・何故だろう?と思い、よく確認すると、ブレーキ部分が引っかかっている様子・・・。

そう言えば、TREKはブレーキがついていなかったからタイヤが簡単に外れたが、どうやら本来はブレーキを外す部分から始めなければいけないようだ。
少し試してみるが・・・・よくわからない。


こういう時は・・・・問題の先送り。


とりあえず次のキャンプサイトで自転車の詳しそうな人を見つけて聞いてみることに(もしくは自転車屋)
それにしてもタイヤが外せなければパンク修理もできないし、今後の先行き未だに不安である。まぁ、課題が多いのも楽しいもんだ。

夕方髪を切り、シャワーをもう一度浴びる。
一日2度もシャワーが浴びれるとは贅沢なものだ。

晩御飯はパスタ。
魚のトマト煮込みの缶詰をにんにくと醤油で味付けし、それを食べる。なかなか美味しかった。
パソコンの充電をしようと、キャンプ場の充電場所を探すがプラグが合わない・・・困っていると隣のキャラバンの老夫婦がキャンプ用のごついプラグを貸してくれた。
そう言えば、ここのキャンプサイトには宿泊客が数百人いるのだが、自転車できているのは僕らだけだな・・・なんだかアウェーな感じである。
やはり高級リゾートでなくいつものようなキャンプサイトが落ち着くのかもしれない。

しかしキャンプサイト情報も持っていないので、見つけたところに泊まるか野宿しか僕らには選択肢がない。明日は安いキャンプサイトがありますように。

22時就寝。

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