筋肉痛にて休養日→今後の行き先を決める→拾い食い厳禁

6月28日

 本日の走行距離5km　計1045km

7時起床。

体中が筋肉痛だ・・・やはり昨日は無理をしすぎたのかもしれない。

本日の午後にはどこかに向けてする予定であったが、予定変更で延泊することに。

このキャンプサイトは３２Sなのに昨日はおまけで３０S、そして本日はスペシャルプライスとして２５Sで宿泊させていただいた。（なぜ僕らだけなのかは不明、貧しそうだったのだろうか？）

天気もいいし、景色もいいので休養日にはこれ以上ないロケーションなので良い休日になる。

朝ごはんは何もないのでコーヒーとペーターにもらったチョコレートでしのぎ１１時半頃、町の中心に自転車で出かける。

相変わらずの急な上り坂だが、ゆっくり行けば大丈夫のようだ。

まずはスーパーで買出し。

 チーズ、パン、パスタソースなど半額商品を見つけて購入。

アルプスの山々を見ながら昼ごはんとして先ほど購入したシナモンブレッドを食べる。

その後インフォメーションセンターで情報を集めようと思っていたのが食事休憩に入ってしまっているようなので、その間を利用し自転車でウロウロ。

景色がいいが何せ筋肉痛・・・

結局途中からベンチでのんびりしながらパンとゴルゴンゾーラチーズ（クリーミーで美味しかった）を食べる。

14時にインフォメーションセンターで峠情報と鉄道情報を尋ねると、「峠はわからない、鉄道は計１００S（8000円）ぐらいでイタリアではないか？」とのこと。

キャンプサイトに戻り、アメリカ人のおじさんに「次はどこに行くんだい？」と聞かれる。

こちらが教えて欲しい。うちらは明日どこへ行くのだろう？

とりあえずどこかしら目的地を設定しないと進みようがないので明日どこに行くかを検討する。

あまり考えずにここまで来てしまったものの、ここからイタリアに行くには峠を越えるか鉄道を使用して峠を避けるかしかないようだ。しかもよく調べると3つほど峠を越えないとスイスから出たくても出られない・・・う～む・・袋小路に追い詰められた。

いろいろ考えた結果、グリムゼル峠とやらに挑戦することを決定する。一つ目の峠がダメであれば諦めて鉄道で抜けるとしよう（上れなければ下って戻ってこればいいだけなので）

その後、WIFIを利用して細々とした作業。

共用スペースの片隅にずっと放置されていたパンをアサが発見し、誰かが置いていったものであろうと判断し美味しくいただく。

が・・・持ち主現る・・・

しかしパンは既に僕らの胃袋の中・・・

持ち主のおばちゃんはパンがないことに驚いていた・・・

ので事情を説明し、本日僕らが買ってきていたパンを差し出すものの、ドイツ語で説明ができずお互いに理解し合えない・・・。

レセプションのお姉さんに事情を説明すると、無事問題解決。

おばちゃんは「私のパンはこんなに沢山なかったから要らない」と言っていたようだ。そかしこちらに非があるので大型パンを一つ提供する。

落ちているからといって拾い食いをしてはいけないと学習する。

晩は購入したトマトソースににんにくを入れ簡素なパスタ。

バイクでヨーロッパを回っているアメリカ人のおじいさんとあれこれ話す。（1970年にワーゲンバスで旅していたらしい）

食後も、ネット生活。

22時半就寝。