2012年7月21日土曜日

スロベニア最高度の峠→出来ない子?→川沿いディナー


7月20日

本日の走行距離35km 計2127km

6時半起床
昨日の疲れが多少残っているが予想したよりは軽度である。30代の肉体でもそれなりに進化はしているようである。

のんびり朝からコーヒーを飲みながら朝食を食べたあと、8時ぐらいに出発。

まずはパンとハムを買出し、ハガキを出し、マグネットを購入する。
一カ国ごとに、とアサの希望で続けているが最近のように国の移動が頻繁だと面倒なものである。
諸業務を終え9時頃kranjska goraの町出発。

スタートから上り坂だが、昨日の上りに比べればへなちょこ坂なため軽いギアで少しずつ進んでいく。
今回が一応アルプス最後の峠(スロベニア最高峰)なのでアサは「今回は全部一人で上る、いつも手伝ってもらって出来ない子のイメージは不本意や!!」と意気込んでいた。
たぶん誰も、できないことは思っていないと思うのだが、本人がそうしたいというのであれば自主性を尊重することに。

スロベニアの峠は思ったより整備されており、一定間隔で高度の標識、休憩用ベンチがあるので200mほど上るごとに休憩する。
景色は確かにのどかだが聞いていたほどスペシャルな感じはない。これはドロミテの岩山群を見すぎたせいもあるのだろう。

食事もだが、やはり贅沢なものはあまり連続せず、時おり他のものを挟んだほうが良いのだろう。

途中ロシア教会があり、一応観光地のようなので自転車を置いて見に行ってみたが、まぁ・・・教会であった。

そしてさらにジワジワと高度を上げていく。
スロベニアの坂も突然急勾配になることが多く、その度に全力を出さないといけないが、昨日ほどの極悪なものではないので、ある程度余裕を持って上ることができた。しかも本日はアサが頑張ってくれているので、僕はスロベニア最高の峠といってもほぼ休養日。

のんびりゆっくりと上っていく。
だいぶ峠にも慣れてきて、別に好きじゃないけど特に苦にもならなくなってきた。
休憩ごとになんだかんだとおやつをつまむ余裕があるのも昨日とは違う。

後半、アサに少し疲れが出たものの、「本日はやりきる!!」と気合は十分。
峠のてっぺん付近の景色は綺麗であった。

12時半頃?無事峠に到着し、そこからゆるやかに下っていく。これでアルプス峠越えの工程は無事終わったはず。
あとは平地をシェンゲン以内にトルコに入ることができるかが問題だな。残り、2週間ちょっとで4カ国ほど・・・無理かな・・・

下り坂はなかなかの傾斜で上って貯めた貯金分を一気に吐き出してしまった。

しかし下りきってからの道のりもよかった。なんといっても綺麗な川!!
水色!!本当に綺麗な水色。
これは地層が石灰質のためと、雪解け水が混ざっている影響かな?

このまま気持ちよく進みたいところであったが、本日無理をして頑張ったアサがいささかお疲れのようなので、企画していた、スーパーのある街でトリュフバター(トリュフが名産)とワイン(ワインも名産)を買って優雅な晩御飯の予定変更しSocaの町で宿泊することに。
川沿いにあるこのキャンプ場は設備はボチボチ(Wifi有り)で20E

洗濯等終わらせ、疲れたアサが昼寝中に、日記の更新等を行うがネットは遅いようだ。
最近、パソコン作業を長く続けると頭の中の細胞が疲れてくるので嫌なのだが、できるときにできることを。

晩御飯は、インスタントのブロッコリーシチューと貝型パスタ。
宿で2Eで買ったスロベニアワインを持って散歩し、綺麗な川沿いで晩御飯。
澄みきった川で冷やしたスロベニアワインは渋みは控えめだが飲みやすく、すっきり飲みたい本日にはちょうど良い。疲れきったアサがグビグビ飲もうとするので途中でたしなめる。

食後もオイルサーディンなどをつまみつつ飲む。
そしてアサは案の定、見事に酔っ払う。

夜はアサは21時頃就寝。
僕もなんとか日記のみは無事更新し、23時就寝。明日から峠がない分暑くなりそうだな。明日こそトリュフバターが見つかりますように。

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