2012年7月30日月曜日

チェーン外れる→ferry待ち→船の甲板で波音と共に就寝


727
本日の走行距離26km 計2457km

7時起床。
「明日は朝早く出発するから支払いは今晩中に済ませて良いですか?」とか昨晩言っておいて、結局朝ごはん後に出発したのは9時。レセプションのお姉さんの顔を見るのが恥ずかしい。

本日はフェリーに乗るためリエカまで戻るだけの移動。
だけど、ここに向かってくる途中、長い下りだらけで、(帰りが大変そうだ・・・)と渋い表情で眺めながら下ってきた道なのだ。

しかし覚悟を決めての出発。

勢い込んでペダルをこいだところチェーンが外れる・・・
どうやら機能変にいじくったせいか、オイルを塗りすぎたせいだと思われる。
思うだけで、結局問題点が判明しないのが困ったものである。

とりあえず割とすぐに治ってくれたので、対処法として「一番軽いギアは使わない」作戦で行ってみることに。
だけど「これは上り坂が大変でないのかい?」と気がついたが、ここでチャリ太(通称)を壊すわけにはいかないので申し訳ないがいつも通り太腿くんに犠牲になってもらうことに。

そして走り始めたのだが、意外にも本日の道のりはほとんど下り坂、唯一の長い上り坂も特に足に負担のかかるものではなく、暑さ以外何の問題もない、海沿いの景色が素敵なサイクリングを楽しむことができた。

10時半にRijeka到着。
まずはアサのカバンから昨夜ひょっこり出てきたタックスリファウンドをまだ申請していないレシート300E分を郵便局で申請し、30E分ほどの現金を取得。

すかさずそのお金を握りしめてスーパーに買出しに出かけ、ハム、チーズ、牛乳、パンなど最近の常連メンバーを購入する。(不定期メンバ-としてりんごとバナナも参戦)

そしてフェリー乗り場に行き、塀の上に座って昼ごはん。
しかし・・・まだ13時。

乗船開始の17時まで時間がまだまだあるのでカフェでネットをしながら過ごす。1杯8K(100円)のカプチーノは最近の中では優秀だがイタリアで飲んだ最高級のものには及ばない。

15時まで過ごし、その後スーパーに買い出しに出かけ、ワイン、お菓子などを購入。
本来市場で果物購入予定であったのだが、勢いに任せて買い物しすぎ容量オーバーで果物買えず・・・

16時よりフェリー乗り場で待っていたが17時になっても乗り込み許可が出ない。どうやらドブロヴニクに行く人は最後のようだ。
せっかく早く来たのに・・・・そんななかバックパッカー達が少しでも良い場所を確保しようとイソイソと乗り込んでいく。

バックパッカーだったときは彼らと争えていたのに、自転車と共に旅をしたら彼らとはすっかり別枠になるんだな・・・

18時過ぎても乗船OKが出ない・・・係員に確認しても「乗船できるようになったら声をかけるから」としか言われない・・・

仕方がないので、誘導係のお姉さんに「場所だけ確保してきていい?」と確認し、窓際の一角を確保する。

その後2人で「先ほどの係員は説明するときにもう少し適切に説明できない彼は無能だ!!」などと小言を言っていたのだが、彼が戻ってきて「日本人はこんなに待たされても起こらないなんて気が長いね」と言われ「まぁ・・・怒っても仕方がないしね・・・」と先ほど小言を言っていたことを露程もださず大物然として応える。(一応日本人の印象アップのため)

18時半に乗船。

席のそばに大声で話す若い女の子がいて今晩が不安になったが途中から屋上のデッキに移動してくれ助かった。

19時半より、ワインを飲みながらスナック菓子を食べ始めたが、これはいかん、現在食生活見直し週間だった・・・とあせあせとキャベツ、トマト、魚の缶詰を取り出しそれで晩御飯。そしてその後にスナック菓子とチョコレートムーズを食べる。
・・・・良かったのだろうか???

21時よりパソコンでほかの国情報を少し調べ(モンテネグロが良さそうだ)日記を書く。

22時よりせっかくの船旅なので一人で屋外のデッキに寝袋を持って移動し海風、波の音、エンジンの響きの中で気持ちよく就寝。

最近寝袋さえあれば床で平気で寝られるまっちょな人間になりつつある。これなら日本で優秀なホームレスになれそうだが、そうならずに生きられるに越したことはないので帰国後まっとうな生活ができるように頑張ろう。
 

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