荷物少ないチャリダーを羨む→ダイエット宣言→パキスタンから来た人たち→ブルガリア最後の晩餐

8月22日

本日の走行距離110km　計3772km

8時半起床

温泉に入った影響か泥のように眠ることができた。

朝ごはんを食べに食堂へ行くと、スペイン人3名がおり、話しながら食べる。

（どうやらこのうち2名はマドリッドからイスタンブールとのこと今日は最長距離を目指すそうだ）

彼らは9時半前に出発

自転車の荷物は後部に2つのみと、非常に軽そう。

いいな・・・本当はあれぐらいの荷物でも十分なのだろうな・・・と羨ましく感じながら見送る。

僕らも準備をして10時出発。

相変わらず8号線をひた走る

本日もアップダウンがほとんどなく走りやすい。あえて問題点を言えば暑さぐらい。高度が下がったためか最近少し暑くなってきた。

「最近また太ってきたからダイエットしようかな？」とアサからダイエット宣言が飛び出す。ブルガリアに入るまでは暑さのため食べなければ夏バテする可能性があったため無理しても食べていたようだが、最近涼しくなってきて余裕が出てきたのだろう。

ダイエットの成功を楽しみにしています。

40kmぐらいで一度休憩

そこでブルガリアおじさんに「どこまで行くんだ？」と話しかけられ「７２kmほど先の町で宿を探す予定なんだけど・・・」と言うと「そこは少し国道から入り込むからその３０km先の町のほうがが良いぞ」と言われる。

そうなるとまた１００km超えになるな・・・どうしようかな。

再び漕ぎ出し、その後も非常に平坦な道で14時半に７２kmの町に到着。

そしてスタンドで休憩しつつ目的地をどこにするかの家族会議。

結果30km先に向かうことに

休憩後、暑さが少しやわらいだ中再び走り始めると、次の小さな町で先に出発していたスペイン人2人組がカフェで休憩している様子が目に入った。「追いついてくるかな？」と思ったが、来なかったのでもしかしたら本日は断念してあの町で宿泊したのかもしれない。

さらに進むと反対側から本格的長距離走日の自転車２人組がやって来た。

話を聞くとパキスタンから漕いできたイギリス人だった。「国境はどうだった？」と情報を聞くと。「全く問題ない」とのこと。パキスタンは治安さえよければ訪れてみたい国、だけどゴタゴタすることも多いので、「今回はやめておこうか・・・」と仮決定していたのだが、悩む・・・。

さらに進み100km越えた頃に少し上り、その後下って町につき、とりあえずスーパーで1リットルの牛乳を買い込んで、2人で一気飲み。

ホテルもすんなり発見でき、入ってみると、ひとつのビル内に３つの宿が入っているようで久々の客引き合戦に巻き込まれたが、特に考えもなく、はじめに声をかけてきてくれたおばさんの宿に決定する宿泊決定。３０L（1500円）

荷物を運んだあと買出し

ブルガリア最終日なのでワイン、ビール、チーズ、サーモンなどなど豪勢に。

帰宅しゆっくり食事しようとしたのだが、ワインのコルクが折れる・・・結果、アサがせっせとほじくり、最後は押し込み、無事、コルクのモロモロ入りのワインにありつくことができた。味は300円ぐらいのワインでも十分に美味しかった。

サーモンも、塩味が強めだが美味しく、チーズもワインと合う。物価の安いブルガリアでは充実の食生活を楽しむことができたな。

明日の晩にはトルコだろう。