2012年8月30日木曜日

トコロテン頭→休養日にする→対人関係を上手くとれるか?→ロカンタを満喫→小ささに凹む



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本日の走行距離45km 計3958km

7時15分起床。
暑さを避けるために早朝出発を目論見、急いで準備を行ったはずだが結局出発は9時・・・

出発後、本日もD100の国道に乗ってゆるやかなアップダウン。
アサの体調は冷たいものを控えたおかげで回復傾向にあるようだが、それでも完全に復調したわけではないようで進む速度はやや遅い・・・トルコ語の単語暗記に集中しながら進んでいると、後ろにいたはずのアサを見失っていることもしばしば・・・気を付けよう。

トルコ語、本日は「いくら?」「1~10の数字」「高い」「安い」などを覚えたのだが、その影響で昨日覚えたはずの「元気ですか?」などを忘れる・・・自分のトコロテンのような脳みそが恨めしい・・・。

20kmほど走りスタンドでカフェ休憩。
コーヒーを飲んでいると、人懐っこいトルコおじちゃんたちがやって来たので会話する。

「どこに行くんだ?」

「イスタンブール」

「自転車は危ないぞ、プロブレムだ!!」

「でも自転車しかないから」

「こいつみたいな(隣のおじさんを指して)悪い運転手がパッパーって幅寄せしてくるぞ」

「幅寄せしないでね」

「でもあれだ、自転車で走るのは体にいいな、こいつ(先ほどのおじさんを指して)みたいに太っちまったら人生終わりだからな、ところで今日はどこまで行くんだ?」

Sillivriの予定です」

「それはプロブレムだ!!あそこは高いぞ!!Corluにしとけ!!」

以上の会話で本日の目的地を70km先のSillivriから40km先のCorluに変更決定。

アサのコンディションをイスタンブールに入る前にきちんと整えておくためにも、軽い休養日を入れるのが良いだろう。

休憩後は昨日の後半戦のような向かい風の中12時半まで坂道のアップダウンを繰り返しCorluに到着、町に入る直前に見つけたホテルで値段を確認すると、朝食付で70L3150円)とやや高い・・・でも町の中心まで行ってホテルを探し回るのも嫌なので宿泊することに決定。

今日はのんびり過ごそう。

シャワー、洗濯のあと、買出しをしてヨーグルトと桃を食べる。
トルコに入って以来バナナの値段が上がったので食べる果物はもっぱら桃。
スイカやメロンがとても安いのだが、持ち運ぶには流石に重いのでなかなか手を出せずにいる。

15時頃まで昼寝し、そこから昼ごはんを食べに出かける、ハンバーガーのバンズにひき肉系の具が入っているものと、ハンバーグと野菜が入っているベーシックなキョフテ、それに塩ヨーグルト2個で9L400円)

その後、ウロウロしようと歩き始めたのだが、散歩するには暑すぎると気がつき、ホテルのロビーでチャイをもらいながらダラダラと過ごすことに。
明日の予定を話し合ったのだが、イスタンブール近くのキャンプ場に宿泊するか、一気に100km走り街の中心にまで行ってしまうかを悩む。

宿もどうしようかな?ツリーオブライフという有名な日本人宿があるのだが、最近人と接することをしていない僕らが他の人とちゃんと接することができるのか不安である・・・でも情報ノートで中央アジアのVISA情報知りたいしなぁ。

それに管理人の人がつくる御飯が美味しいと聞いている。う~ん、悩む。明日走りながら考えよう。

20時より晩御飯、大衆食堂(ロカンタ)に繰り出し、世界三大料理のひとつに数えられるトルコ料理を楽しむことに。

本日は臓物のヨーグルト大蒜スープと、鶏肉と野菜のあっさり煮込み、なすと羊肉のこってり煮込みを注文。
世界で最も美味しいと言われる(らしい)トルコのパンと共にいただく。
臓物スープは、始め臭みが気になったが数口目からは気にならなくなり、臓物の旨みと、ヨーグルトのこくを大蒜がうまくまとめて美味しい。どこか豚骨ラーメンの味を思い出される味だ。
鶏肉も、羊肉も、油はやや多いが、濃すぎもうす過ぎもしない適度な味付け、味のバランスもよく、満足の味。

「いや~、これは今後のトルコ料理にも期待大だね」と大満足で帰ろうとすると、会計の値段で空気が一変・・・・23L1000円ほど)


いや・・・ある程度の予想はしていたのだが、一人400円ぐらいと思っていたのが、予想以上の価格であったことに激しく動揺する2人・・・


帰りしな、2人揃ってガッツリと凹む・・・値段が高かったことと、たかだか一人500円に凹んでしまう自分たちの小ささに悲しくなる・・・
 
帰りがけスーパーで、「今後レストラン通いはできなくなりそうだから」と僕らの旅の味方になってくれる食品を探す。

とりあえず、桃、ヨーグルト、パン、ビスケットぐらいは鉄板、それに食堂でのケバブサンド。
しかしこの食材のローテーションだけでは長いトルコ生活なかなか苦しい・・・なにか新たな食材を探さねば。

ホテルに帰り、屋外の喫茶コーナーでネットをしながらくつろぐ。
調べものの結果、アルメニアなどはビザが必要らしい、イランもなかなかの値段・・・どこに向かうべきか?

22時半就寝。

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