2012年9月27日木曜日

テラスキャンプ→ヘルシーランチ→生アザーン→穴場的地下都市→イラン南部は暖かいらしい


9月23
本日の走行距離22km 計5239km

7時半起床
コーヒーを沸かし、本日ものんびり朝食。昨日に引き続き川のせせらぎと、遠くにドシリと佇む奇岩が良い。
最近うちらに首ったけの猫もやって来きたのでしばし一緒にくつろぐ。

自転車の空気を入れている際に虫ゴムを紛失しかけたが無事発見し、11時30分に出発。

アハメッドが「君が今晩飲んでくれ!!」と酒を受け取ってくれなかったので自分で今晩飲むことに。

出発後、ひんやり空気の中を気持ち良く走る。
乾燥しているためか、高地のためか現在の気温は走るのにちょうど良い。

ひたすら荒野を走る。ハエが寄ってくるのもご愛嬌である。
本日は15kmぐらいでGuzelyultにたどり着くらしいので気楽にゆっくりと進む。

kmほどでいったんおやつ休憩し、その後坂道を少しずつ上っていく。車もほとんどいないため快適。
Guzelyultに着く前に「右方向教会あり!!」のサインがあったので右に道をそれ教会へ行く、教会そのものはたいしたことなかったが景色が良かった。

その後、再び大通りの戻り坂道をのぼってGuzelyultにたどり着く。

キャンプ場1件目は若干雰囲気が悪かったのでやめ、訪れた2件目。
地平線まで見渡せるテラスにテントを張って25Lとのことで決定。20Lになる。
テントを張ったあと、町を散策。

と、思いきや、良い感じのロカンタ(食堂)を発見したので
・高原のスープ(ヨーグルトスープ、コメ入り、ミルククリーム味)
・キョフテヨーグルト
・サラダ
・パン
を食べる。
女性に人気のヘルシーレストランのランチみたいな内容であった。
チャイを飲み計12L

その後、いよいよ散策。
オシャレな裏路地を作っている最中で「この町は数年後、観光の穴場になっていそうだな」と感じる。
まずはくたびれた地下都市へ

ここは・・・かなり不思議。

おそらく観光地化しようと計画されたのだが、途中で断念した地下都市のようで電気の線は引かれているのだが電気はついていない。
そのため暗すぎて見えなかった・・・懐中電灯を持ってきておれば楽しい探検ができたのに残念。

このあたりの岩窟には今も住んでいる人がいるようで岩窟からパラボナアンテナが出ているなど神仏融合ならぬ新旧融合の面白みのある不思議な家があった。

そしてようやく観光地へ。
共通入場券5L225円)を支払い
まずは数十年前に教会をモスクに変更した場所へ訪れ、秘密の井戸(聖なる水と言っていた)を訪れたあと、あれこれ話を聞く。
モスク内は壁の塗り直し作業を行なっていて、壁の模様について尋ねると花や草ははいいが人間や動物NGとのこと(偶像崇拝禁止だからか?)
その後、定時のアザーンを目の前で僕らのために披露してくれた。(この世にアラー以外の神なし、おぉ偉大なアラーよ!!という内容)

ViewPointを満喫したあと地下都市へ。
あまり期待してなかったのだけど、これがけっこう面白かった。
作りが無造作なため、アドベンチャー性がかなり高いのだ。
井戸のような竪穴を2階分ほど突起に掴まりながら登ったり降ったりしながらの探索はかなり斬新。
これは誰か確実に落ちたりしている気がするが、あまり観光客は訪れないのかもしれない。
予想外の大満喫。


カッパドキア地域は思った以上に楽しませてくれるなぁ。


帰りに買い出しをして晩御飯はお菓子とパンで終了。
宿に着く前に日が暮れてしまい、宿のテラスからの地平線に沈む太陽見れず、ちと残念。

同じホテルに泊まっている(もちろん部屋に)イギリス人と世間話をしたあと、かなり冷えるが景色よく気持ち良いテラスでくつろぐ。
星もいっぱい見え、かなりの穴場スポットであるぞ、ここは。

オーナーさんは@ガイドブックに乗らないから誰も来ない」とぼやいていたが、そのお蔭で僕らは快適な宿泊をすることが出来た。
お菓子をつまみながらラキで晩酌。
イラン情報を調べてみると思ったより海沿いは冬場も暖かいようだ(沖縄の冬ぐらいとのこと)
冬の沖縄に行ったことがないからピンと来ないが凍えることはないのだろう。今後の選択肢がひとつ増えたな。

お笑い見て22時半就寝。

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