2012年10月26日金曜日

氷河を見に行く→オフロードは苦手→挑戦意欲に欠ける夫婦→氷河の下を覗く→チャリ夫婦と会話


10月17
本日の走行距離22Km(徒歩8km)計6395km

7時半起床、アサが起きるまで日記を書き、朝ごはんはパンと昨日購入した15%のヨーグルト。もうヨーグルトの範疇に収まりきっていない感のする濃厚なこのヨーグルトは、蜂蜜との相性が良く一緒に食べるとGood

宿代を払いに行くとオーナーのマロニーから「日本人はいい人だ」と言って朝食をいただく。
・ハム
・マーブルケーキ
・蜂蜜&ジャム
・パン
・サラダ
パンもジャムもイーゾが手作りしているとのこと。
美味しく食べた後、今日は自転車に乗って12kmほど離れた氷河を見に出かけることに。

まずは自転車でオフロードを8kmはど進むのだが、ぐんぐん近づいてくるドロミテのような切り立った岩山。
そして両サイドには緑から黄色を経て赤へ変わっていく木々が鮮やかである。

完全にオフロードの道を走るのは僕らの自転車旅ではめったにないのでオフロードの練習になる。
途中小さな川を渡ることもあったが深くはないので自転車を押して進んでいけるし、深い場所でも荷物がないので担いで進むことができる。しかし、これで荷物を積んでいたら大変だな・・・

それにしてもオフロードはやはり苦手である・・・常に道の状態を確認しないといけないので景色をのんびり楽しめないし、荷物を積んでいたらパンクしないか心配にもなる。
できたら綺麗な道を走りたいなと生ぬるい考えで意見が一致する、挑戦意欲に欠ける夫婦である。

km走ると吊り橋のかかった大きな川にぶつかる。
ここからは自転車での走行が無理のようなので駐輪してトレッキングに変更。

日陰が涼しく空気も澄んで山歩きに適した実に気持ちいい日である。
kmほどは木々の中の道、残り2kmは岩がちの道を歩くのだが、遠くに見えている氷河だけでなく360度、異なる雰囲気の山に囲まれており大迫力。

本日も、贅沢な旅をしているなぁ・・・と実感させられてしまった。
途中、ウクライナ人のおばちゃんが一人で歩いていたので一緒に進む、おそらく50歳ぐらいなのに一人でここまで来るなんてすごいなぁ・・・

宿を出て1時間半~2時間ほどで氷河の下に到着し、景色を堪能しながらトマト、フルーツ食べる。
いろいろ観察すると、地面に突然開いた巨大な穴があったり、氷河が溶ける影響で、上から大きな石がゴロゴロ転がってきていたりと、自然の危険な表情も垣間見ることができた。

氷河の下はどうなっているのだろう?と覗いてみると、巨大な氷河が少しずつ雫となって川にポタポタ落ちている様子が見えた。

景色を堪能し、天気が少し悪くなってきたので引き上げることに。
帰る途中小雨が少し降ったが、絶好の天気で楽しい山歩きができて大満足である。

宿に帰る前についでにメスティアの町の郊外を自転車で散歩するが、けっこう進まないと景色は変わらなそうだったので結局、昨日のレストランに落ち着き、晩御飯を食べることに。
・グラーシュ
・チリスープ
・ヒンカリ×6
・水1.5ℓ
計12・5R625円)

食後宿に戻り、山が見える共用スペースでお笑いを見ながらのんびりしているとアメリカ人サイクリストがやってきたので会話。
・お互いの旅の経路
・犬が怖い
・アメリカを走るなら熊も注意
・野宿場所どんなところでしているか
・トルコ人は素晴らしく親切
・グルジアではよくフルーツもらう
・グルジア人の酒飲むジェスチャーは喉叩く
・日が沈んだらすぐ寝る
・電子本は旅に必須
などなど色々話す。

おそらく40代のサイクリストのようで落ち着きがあるため、ゆったりと会話を楽しむことができた。
彼らはアメリカからイスタンブールに飛んできて、トルコの黒海沿い→グルジア→ロシアへ行くそうだ。
彼らは雨の中敷地内でキャンプとのこと、値段は2人で500円ぐらいの差だがそれでも節約するのか、もしくはテント好きなのか。

彼らと別れたあと僕らは明日ウシュグリを目指すか、メスティア付近の湖にトレッキングに出かけるか検討したが、決まらないので、明日起きた時の気分で決めることに。

お笑い見て23時に就寝。

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