2012年11月19日月曜日

いかがわしい食堂が好み→布教する人→不思議なオブジェ→ししゃも



11月10日
本日の走行距離0km 計7013km

8時起床
朝ごはんは昨晩の残りの豆スープとパン。

本日は、というか昨晩から予想通りの雨・・・「昨日無理やり出発しなくて良かったな・・・」と思うと同時に、「エレバンに残ったところですることがないな・・・」という哀しい事実が目の前に残る。

朝食後、情報ノートでエレバン情報を調べたところ蚤の市があるようなので雨の中出かける事に。
蚤の市では古着、貴金属、絵、その他モロモロ売られていた。
気になる絵などもあったが、買うほどのものは特に無し・・・

近くの食堂で
・牛肉肝煮
・ベークドポテト
・煮豆
・パスタ
の4品で計450D(90円)
味もなかなか良く、料金がここまで安く、客層も若干いかがわしいのは僕の好きな大阪の新世界付近の感じ。こういう所が好きである。

その後、街をあても無く歩き周り、何となく、観光地カスケードに向かってみようかと地図を眺めていると通りがかりのドイツ人男性から「どこか行きたいのですか?」と声をかけられる。

彼らもそちらの方面に行くところだったので一緒に歩きながら話したのだが。
どうやらキリスト教の布教に努める人のようで(エホバの商人?)すでにアルメニアに1年半ほど住んでいるとの事。

「布教活動は楽しいか?」と尋ねてみると、「キリスト教国に暮らしながら、聖書に書かれていることの内容をはっきりと知らない人がアルメニアのは多いので、彼らにそれを伝える事が幸せだ」と誇らしく答えてくれた。

日本では何となくエホバの商人とかその他の宗教関係に関わる人々は敬遠されがちなのだが、無理やり勧誘されない限り個人的には特に害は無い(むしろいろんな情報が知れてちょっと楽しい)と感じている。

彼らと別れた後カスケード内の見学。ここには一風変わった銅像が多く建っており、街歩きに興味の無い僕でもちょっと楽しめた。
特にコロンビアのボデロが作った作品(彼の作品は全てポッチャりとした体型で作られる)は興味深い。
その他も、不思議なオブジェがいっぱい。天気がよければ景色も良かったのだろうな。

カスケード観光後、小雨だったのが本降りになってきたので情報ノートに書いてあったドーナッツ屋で休憩。
ここはドーナツ1個500D(100円)、コーヒー1杯750D(150円)と日本円に直せば大したこと無いが、昼の安食堂と比べてしまうとかなり大したことある価格設定である。WIFIで天気を調べると今週はずっと雨との事・・・困ったな。

ドーナツ後は地下鉄に乗り100D(20円)帰る。
駅名が現地語で読めなかったので適当に乗ると反対方向であった・・・電車で乗り合わせた聴覚障害のあるおばちゃんに逆方向だと教えてもらい(下手に言葉が通じる人よりも理解しあう事が出来た)無事に帰る。

宿に戻り、買出しした薄皮のクレープのなかに炒めた卵&キャベツ&ハムを包んで食べる。
明日からの予定を考えるが、こうも雨ばかり続くのであれば、興味は無かったがナゴルノカラバフという隣国に訪れるか、アルメニア正教の総本山に出かけるかしかないのかな・・・

晩ご飯はまだ残っている煮豆スープを食べようと思っていたのだが、情報ノートに書いてあった「ししゃも」が気になり出かけると、リダの家で同室のおじさんもいた。

ししゃも10匹(計600D)とメンチカツ2個(計900D?)、そしてウォッカとビールを注文し一緒に食べていると隣に座っていたアルメニア人があれこれ話しかけてくる。
わかる範囲のロシア語と、アルメニア語のありがとう(スノラガルチュン)、こんにちわ(バレーブ)でやりとりしていると気を良くしたのかお酒とコーヒーをご馳走してくれ、その後アルメニア語で弾丸トーク・・・「わからない」と言ってもお構いなしである。
すっかりスペイン語モードになりロシア語などは捨ててしまっていたが、やはり最低限は話せるようにしておきたかったな。

30年ほど前にインド旅行を始め、その後も海外旅行をちょこちょこしているというおじさんと酒を飲みながら色々と話しながら居酒屋感覚の晩酌を楽しむ。(トビリシの宿で旅行人のシルクロード編を書いていた人に出会ったことなど)

宿に帰った後はのんびり過ごし23時就寝。

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