１１月１４日
本日の走行距離0km 計7013km
８時起床
朝ごはんのはずが出てくる様子が無い・・・どうやらオーナーのおばちゃんが寝坊したよう。
１０時からタクシーをチャーターしてTatevの教会に出かけるはずだったのに１０時から朝ごはんと言われる・・・孫のこもり疲れが原因で寝不足のようなのでまぁ仕方ないと諦める。
朝ごはんはアヤちゃんの部屋でカナダ人、マレーシア人を含め５人で食べる。
・パン
・サワークリーム
・ベリージャム
・ゆで卵
・パン
・バター
・コーヒー
・紅茶
とシンプルであったが紅茶が激うま。
そういえば昨晩アヤちゃんが友人から「ゴリスの紅茶は必飲！！」と聞いたと言う話をしていたな。
噂にたがわぬ香り、日本で紅茶が美味しいと有名になる店と同じクオリティであり、朝から大満足であった。
１１時よりタクシーで出発したのだが、予定していた僕ら３人＋マレーシア人のシブの他になぜか自閉症気味（高機能？）のカナダ人も便乗したためタクシーはギュウギュウ・・・
相変わらず雪景色のゴリスを離れ、Tatevに向かうロープウェー乗り口まで３０分ほど走る。
ロープウェー到着したころには完全な真っ白世界・・・これは雪だけではなく霧のためでもある。
せっかくギネスにも載っている世界最長のロープウェーなのに・・・乗って何か見えるのだろうか・・・と不安に感じつつ、値上がりして片道３０００D（６００円）になったチケットを購入し、乗り込む。
霧の為、遠くの雪山はぼんやりした感じであったが、まぁ・・・良し。
下で草を食む羊たちが虫みたいに見えるなか６分ちょっと？のロープウェーを楽しむ。
Tatev教会に到着したのだが、生憎の曇り空。
それでもわびしい感じがマッチするのか教会にほとんど興味がなくなっている僕でも楽しむ事が出来た。
アルメニアに来て以来、なぜか教会の散策が楽しくなってきており「なぜだろう？」と原因を考えていたのだが、どうやらそれはアルメニアの教会のこじんまりとした大きさにあるようだと気がつく。
ヨーロッパの教会にすっかり辟易していたのは、過度な装飾によるゴテゴテさが大きく「こんなことに使うお金があれば他の事に使えるだろ・・・」と感じたからなのだが、アルメニアはだいぶコンパクトな作りのためか、そういう”無駄感”をあまり感じずにすんだ。
雪山も見え嫌いじゃない。
Tatev教会を１時間半ほど観光し、みな出発しようとしはじめたのだが後乗りのカナダ人が来ない・・・
「１５分待ってくれ」と言うので、彼以外で丘の上のカフェへ行き休憩することに。
・ジャガイモドーナッツ
・ベリークッキー
・紅茶（ミント系）
を注文し、優雅な休憩、インフォメーションセンターを併設するここは贔屓にしたいカフェだが、ロープウェーを毎回使用しなければならないため通いにくい立地である。
最近までアゼルバイジャンで３年間働いていたというシブにおごってもらいながら会話。
お土産にドーナッツとケーキを買ったが、どちらも美味しかった。
帰りはタクシーが迎えに来てくれたのでロープウェーで見下ろしていた谷間を車で移動。ここはなかなか深い谷間であり、つづら道のオフロードをひたすら下り、一番底で洞窟だか何かを見学した後、舗装路になった道を今度はグネグネと登っていく・・・なかなか凄い道であり大変そうだが天気がよければ絶景のはず、自転車で来たかったな。
タクシーチャーターのTatev往復は４人で１台１００００D（２０００円）だったが、カナダ人が入った後、何故か彼の交渉により割高に・・・もちろん差額はカナダ人に負担してもらう。
帰る途中の寄り道で帰りが大幅に遅れ、１６時に宿に戻るとすでにエレバン行きのタクシーが待っていた。
アヤチャンとお別れし、ミツビシの良い車で快適にトビリシを目指す。
ゴリス→エレバンの道は遠くに雪山を見ながらの道のりで細かいアップダウンが多いので足への負担はかかるだろうが自転車で走ると気もち良さそうであった。天気がよかったら楽しいサイクリングが出来たんだけどな・・・
途中ガソリンスタンドに寄ったのだが、どうやらガソリンではなくガスを補給しているよう・・・これで走るんだ・・
何故か他のお客にビールを貰い寒空の下で冷たいビールを飲む。
本当ならエレバン付近ではアララット山が見えるはずだったのだが、すでに１８時過ぎに日がくれており何も見えず。
２０時ごろエレバンに無事到着し、体が冷え切っていたのでラーメンを買って帰ろうと試みたのが売り切れていた・・・ラーメン気分だったのに・・・
リダの家に戻ると下の部屋が２ベッド空いていて無事宿泊できるとの事。よかった
あきらめられずにラーメン探しの旅に１人で出かけ無事発見。
ラーメンを食べて温まる。
今、リダに家は日本人５名（僕ら含め）ベルギー人１名のようだ。
紅茶のみ日記書いてのんびり過ごす。
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